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「Chromecast with Google TV」が日本でも発売に [ネット家電]

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Google、進化した「Chromecast with Google TV」発表。7,600円 - AV Watch

以前にもご紹介した「Chromecast with Google TV」が、11月25日から日本でも発売されることが発表された。
既に予約は受け付け開始しており、価格は価格は7,600円(税込)。

ここで、ちょっとムムッとなるのは否めない。だって、米国の価格は49ドルであり、それに比べて明らかに高いからだ。
本当に米国で作っているのもなら、輸送費を上乗せして高くなるのは分かるが、どうせ作っているのは中国や東南アジアだろうから、むしろ日本への輸送費の方が安い筈なので、到底納得できる価格設定ではない。

話を戻すと、この製品は、スマホからのキャストを受け付けて、動画をストリーミングしてHDMI出力する、UIを持たない「Chromecast」とは全く違い、Google TVというOSのUIを持った端末で、付属のリモコンで、アプリやコンテンツを選びそれを再生するデバイスだ。

私が今使っている「NVIDIDA SHIELD TV」と同様の機能を持っているし、性能的にも、同等の4K/HDR動画の再生もできるのだが、サイズは61×162×12.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は55gと、非常に軽量コンパクトで、価格も大幅に安いとは言えるだろう。

「Google TV」というOSは、Android TVをベースとし、様々な動画配信サービスをまとめて、文字や音声で検索できる機能や、強力なレコメンド機能などを付加したものだそうで、今後、他のAndroid TV端末が、すべて「Google TV」に変ってゆくのかどうかは、分かっていない。

ただ、「Chromecast with Google TV」は、Google自身が発売する端末だけに、OSのバージョンアップは最優先で行われることは間違いないだろう。

私的に気になるのは、どんなアプリが動くかだが、Android TV端末の場合、元々、Androidの汎用アプリは使えず、Android TVアプリを使うことになるが、その中でも、個別にサービスプロバイダーに認証を取らないと、使えないアプリも多く、端末により使えるアプリの差異が大きい。

具体的に動画配信では、「NETFLIX」と「Amazonプライムビデオ」が問題で、この2つのアプリが両方使えるAndroid TV端末は意外に多くないが、この端末は、その両方が利用可能だ。

また、Android TV端末は、通常、Webブラウザを搭載していないが、ソニーのテレビなどは、独自でWebブラウザを搭載し、それ上で利用できる「アクトビラ」「TSUTAYA TV」などの動画配信サービスに対応していたりする。

私が今使っている「NVIDIDA SHIELD TV」は、「NETFLIX」と「Amazonプライムビデオ」の両方に対応しているのが魅力で購入したのだが、「Amazonプライムビデオ」に関しては、他の配信とまとめてコンテンツ検索ができな。
「Chromecast with Google TV」は、「Google TV」の新機能で、「Amazonプライムビデオ」なども含めたコンテンツ検索ができる点では、機能的に上回っていると言える。

それ以外に、Google Playストアに対応するので、YouTube、Hulu、ABEMA、TVer、dTV、U-NEXTといったアプリも利用可能で、Android TV端末としては、対応する動画配信サービスの幅広さではトップクラスと思われる。

Android TV Guide - Google Chromecast

ハードウェアについては、こちらのサイトに詳しい。

画質の面では、最大で4K/60pまでの動画再生に対応する。

オーディオ出力については、、HDR方式についても幅広く、HDR10、HDR10+、Dolby Visionをサポートし、ドルビーオーディオコンテンツを中でデコードし、HDMI端子からパススルーする事もできるそうだ。

SoCは、Amlogic S905D3で、ARM Cortex-A55のクアッドコア、1.9 GHz+ARM Mali-G31 MP2 GPUを搭載しており、「NVIDIDA SHIELD TV」にはさすがに負けるが、こうしたAndroid TV端末では比較的高性能の方だ。

2GBのRAMは、この端末の目的に対し十分だと思うが、8GBの内蔵ストレージは、色々なアプリをインストールしすぎるとすぐに足らなくなるはずなので、あくまで利用目的は動画配信サービスに絞った方がいいと思う。

SDカードスロットも、ストレージ接続用のUSB端子もないため、この端末に動画コンテンツをコピーして再生するような使い方は、諦めた方がいい。

付属の音声リモコンは、本体とはBluetooth接続され、本体の操作が可能なのに加え、赤外線インタフェースを備えており、各社テレビやサウンドバーのコントロール、音量の調整、入力切り替えなども操作となっている。
ファンレスなので、音も静かだと思われるが、夏場、空気の流れが悪いテレビの裏に置いて、4Kコンテンツを再生していて、熱暴走しないのかは気になるな。

カラーはSnow、Sunrise、Skyの3色で、丸い形状も含めポップでおしゃれ。

私自身は、すでに「NVIDIDA SHIELD TV」を持っていて比べてしまうから、今すぐ飛びつくまで魅力は感じないが、今こうしたストリーミング端末を持っておらず、テレビにもスマートテレビ機能がないなら、この値段でこれだけ機能、性能も充実しているなら、お買い得ではあると思う。

ちなみに、また、「NETFLIX」のスタンダードプラン6か月分(7,200円相当)を含む「視聴セット」が、11,200円で購入可能なので、「NETFLIX」を使うつもりなら、これもかなりお得。
すでに「NETFLIX」を契約している場合でも、この無料クーポンが利用可能だそうだ。

関連記事:
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