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自動車がなぜいまだに変わらないのか、気になる点 [乗り物]

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車選びは一段落して:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

10年ぶりに車の乗り換えをするために、車探しをしていて、あまりの変化に驚いていることは、すでに何度か書いた。

その一方で、「なんでいつまで経っても変わらないのだろう?」と不思議に思えることも、少なからずある。

今回は、そんな点について、思いつくまま、挙げてみた。

なぜもっとしゃべってくれないのか?

最近の車は、センサーや安全機能、自動機能なども増え、いろんなモード設定も増えているため、様々な要因で警告音が鳴る。
もちろん、警告音は原因によって変えてあるのだろうが、何種類どころか十何種類もあると、どの音が何の警告なのかなんて覚えていられるわけがない。

同時に、メーターパネルに、警告を表すアイコンが点灯することも多いが、そのアイコンが何を意味するか、マニュアルを読まずに、すべてを覚えてもいられない。

また、HV車などでマルチファンクションディスプレイを備えた車だと、そこに、警告の内容を文字で表示してくれるものもあるが、それに気づかず、分からない警告音にうろたえる場面も少なくない。

誰でも分かりやすいのは、警告内容を言葉でしゃべってくれることだろう。

カーナビでは、こうした音声メッセージを出して警告してくれることは割とよくあるのに、車本来の機能となると、これがまだあまりない。

世界中で車を作っているメーカーからすれば、多言語対応というのは結構大変なのかもしれないが、昔じゃないんだから、音声程度で、CPUがメモリが足らない、みたいなことは言い訳にはならないだろう。

そろそろ、まじめに車に音声ガイダンスを考えて欲しいな。

雨の日のドアミラー

運転していて困るのが、豪雨の日に、水滴や曇りでドアミラーが見づらくなること。

これを解消するために、ドアミラーにヒーターを付けたり、撥水加工、親水加工したものも、オプションであったりするが、結局、これも、サイドウィンドウに雨風が吹き付けていれば、ドアミラーだけ工夫しても解消しない。

ところが、この問題を、メーカー側で本格的に解決しようとしている動きをほとんど見ない。
これって、車の安全性の上でも、結構重要な問題だと思うんだけど、なぜ解決してくれないのかな。

サイドミラーも電子化してしまう手もあるだろうが、一番、分かりやすい解決案は、ミラーをフロントウィンドウのワイパーが届く範囲から見えるように、昔は多かった「フェンダーミラー」に戻すことだと思う。

なぜ基本的な欠陥があるドアミラーしか選べなくなったのか、不思議ではある。

純正カーナビのぼったくり問題

それぞれの車には、純正カーナビが用意されているが、これがことごとく、割高でコスパが低いのは以前からそうだったが、今もあまり変わっていないようだ。

トヨタ車の場合は、ナビなしで「Apple CarPlay」「Android Auto」内蔵の「ディスプレイオーディオ」が標準装備され、もし、カーナビはスマホアプリでいいという人間には、
「Apple CarPlay」「Android Auto」を介してスマホと接続し、スマホのナビアプリを「ディスプレイオーディオ」に表示できるようにしてある。
必要な人は、オプションでカーナビやETCを追加することもでき、これはとても合理的だし親切だと思う。

しかし、ほとんどのメーカーはそうなっていない。

ホンダやスズキのように、いまだにオプションとしてスマホと連携してカーナビが利用できる「ディスプレイオーディオ」を用意してくれないメーカーもある。

日産のルークスも、カーナビの代わりにディスプレイオーディオを装着はできるが、画面サイズは7インチのみで、これを装着すると、日産自慢のラウンドビューモニターなどの重要な予防安全性能が、一部使えなくなってしまう。
ルークスの場合、純正カーナビに、「Apple CarPlay」や「Android Auto」機能がなく、純正ナビの無料マップ更新が終了したら、スマホナビに切り替えよう、といったことさえできないのだから始末が悪い。

カーナビは、ディーラーの儲け頭なので、「ディスプレイオーディオ」は都合が悪い存在なのかもしれないが、他社もトヨタを見習って欲しいものだ。

しょうもないデザインへこだわり

YouTubeで車の動画レビューを見たり、レビュー記事を読んだりしていて、どうしても馴染めないことがある。
しょうもないデザイン装飾へのこだわりで、車を評価することだ。

そうしたレビュアーがよく使うのが、「加色」「メッキ」「樹脂成型」「ハードプラ」「本革巻き」「木目パネル」「アルミホイール」「ファブリック」「シボ」といった用語。
もちろん、「本革」や「木材パネル」といった本物の素材には、天然素材ならではのよさもあり、コストも高いから、これをデザインの差別化としてメーカーが売りにするのは分かる。

しかし、「加色」「メッキ」「木目パネル」「ファブリック」「シボ」なんてのは、単なる本物を模した偽物のデザインなのだが、世のレビューアーたちは、こうした手が細かく加わっていることを、過剰なほど評価する。
こんな本物っぽくみせるための偽物デザインを「高級感」と称して褒めたたえるのって、車の世界だけだよ。

私自身は、本物の素材の差別化は大歓迎だが、そういう偽物の装飾には興味がないというか、むしろ嫌いなので、こういうレビューを見ていると、「いつも、くだらんことを評価しているな」としか思わない。

そんな程度の装飾であれば、デザインを気にする人がオプションで追加すればよく、不要な人にはもっと値段を下げてくれた方が、よっぽど嬉しい気がするのだが、私のような考え方は少数派なんだろうか?

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