
CarPlay AI Box「UX999 Air」は安いけれど・・・ [乗り物]
スポンサードリンク
やっぱり「CarPlay AI Box」なるものが欲しいかも:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
「CarPlay AI Box」なる商品を買いたいが、代表的なブランド「OTTOCAST」の商品は、馬鹿高い上に、Android OSのバージョンが古く、長く使えないため、もっと新しいAndroid OSを搭載した商品がないか、AliExpressなどで探してみた。
すると、あまり日本では見かけない「QMCARTRADE」または「Azton」というブランドから、一番新しい「Android 12」を搭載した「CarPlay AI Box」が3機種発売されているのを発見。
その3機種というのが、「UX999 Ultra」「UX999 Plus」「UX999 Air」なのだが、
その中で、「UX999 Air」は、価格が10ドルを切り、明らかに安いから、まず、これをチェックしてみた。
まず、スペック表を見てゆく。
・サイズ:80x80x15㎜
・SoC:Qualcomm QCM2290(4コア)
・RAM容量:3GB
・ストレージ:容量32GB
・モバイル通信:2G/3G/4G LTE対応(シングルSIM)
・Wi-Fi:Wi-Fi5(IEEE 802.11ac) 2.4/5GHzデュアルバンド
・Bluetooth 4.2(ホスト)+Bluetooth 5.9(デバイス)搭載
・位置情報取得:GPS/GLONASS/Beidou/Galilieo/QZSS/SBASに対応
本体は非常にコンパクトで、これなら新型シエンタのUSB端子のそばにあるポケットに楽々差しておける。
RAMもストレージも最小限だが、アプリを同時に一つしか立ち上げないなら、問題ないじゃないかと思うし、Wi-Fi接続も、SIMを差すこともできるのも便利だ。
Bluetoothは、マスターとしてマウス、キーボードなどのHIDデバイスを繋ぎつつ、スレーブとして、スマホに繋げげて受話できるようになっている。
ソフト的には、Android 12を搭載しており、ディスプレイオーディオ(DA)に「Apple Car Play」デバイスとして接続し、DA画面で、Google Play Storeから汎用のAndroidアプリをインストールして、利用することができる。
さらには、「UX999 Air」にiPhoneを「ワイヤレスCar Play」接続して、「Car Play」環境を利用したり、Androidスマホを「ワイヤレスAndroid Auto」接続(そんな規格はないが)して、「Android Auto」環境を利用する機能も備える。
日本では公式に販売されていないようだが、対象機種として、世界中の車に交じってトヨタ車のDAも掲載されており、その点でもあまり心配はなさそうだ。
ただ、不安を感じたのが、搭載しているSoCが、Qualcommの「QCM2290」という聞いたことがない型番だったこと。
クアルコム、IoTデバイス向けの新SoCを発表 - ケータイ Watch
調べると、スマホ向けではなく、どうやらIoTデバイス向けの組込みSoCらしい。
CPUは4コアで、ベンチマークは、Geekbench 5のCPUベンチしか公開されておらず、シングルコアが127、マルチコアが404となっている。
これと同じ性能のスマホ用SoCは「Snapdragon 425」で、AnTuTu v7の総合ベンチスコアは4万点だから、一昔前の超ローエンド機レベル。
これでは、「Android 12」を快適に動かすのは厳しいそうだ。
実際、同じSoC「QCM2290」を搭載した「Herilary C6 CarPlay Android 11 AI BOX」という製品の実機レビューを見ると、動画はいったん再生を開始してしまえば安定して再生されるが、そこまでの操作レスポンスや画面表示の速さは、かなりストレスが溜まるレベルだ。
動画を見るだけに使うなら、まあOKかもしれないのだが、Android版「Google Map」「Yahoo!カーナビ」などのカーナビアプリを使いたいとなると、そうはいかない。
画面表示速度は、マップの更新頻度に直結するし、運転中のナビ操作が快適に行えないと、肝心の運転に支障が出かねない。
実は、最近のスマホのカーナビアプリは、3D表示を大幅に取り入れていて、処理も重くなっているため、快適に使いたければ、3Dグラフィックス性能も含め、ある程度高い必要があるのだ。
例えば、最近の「Google Map」だと、AnTuTu総合ベンチスコアで、最低でも10万点は取れないと、実用的に使うのは厳しいと感じている。
ということで、「UX999 Air」は、安いんだけど、まずは購入候補から脱落。
残る「UX999 Ultra」「UX999 Plus」は、どちらもよさそうなのだが、スペックも価格も似通っていて、どちらがいいのか悩むところ。
この2機種の詳しい比較については、また後日、詳しく書きたい。
関連記事:
やっぱり「CarPlay AI Box」なるものが欲しいかも:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
「UX999 Ultra」vs.「UX999 Plus」:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

CarPlay AI Box UX999 PLUS USD 128.31

CarPlay AI Box UX999 ULTRA USD 131.26
スポンサードリンク
やっぱり「CarPlay AI Box」なるものが欲しいかも:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
「CarPlay AI Box」なる商品を買いたいが、代表的なブランド「OTTOCAST」の商品は、馬鹿高い上に、Android OSのバージョンが古く、長く使えないため、もっと新しいAndroid OSを搭載した商品がないか、AliExpressなどで探してみた。
すると、あまり日本では見かけない「QMCARTRADE」または「Azton」というブランドから、一番新しい「Android 12」を搭載した「CarPlay AI Box」が3機種発売されているのを発見。
その3機種というのが、「UX999 Ultra」「UX999 Plus」「UX999 Air」なのだが、
その中で、「UX999 Air」は、価格が10ドルを切り、明らかに安いから、まず、これをチェックしてみた。
まず、スペック表を見てゆく。
・サイズ:80x80x15㎜
・SoC:Qualcomm QCM2290(4コア)
・RAM容量:3GB
・ストレージ:容量32GB
・モバイル通信:2G/3G/4G LTE対応(シングルSIM)
・Wi-Fi:Wi-Fi5(IEEE 802.11ac) 2.4/5GHzデュアルバンド
・Bluetooth 4.2(ホスト)+Bluetooth 5.9(デバイス)搭載
・位置情報取得:GPS/GLONASS/Beidou/Galilieo/QZSS/SBASに対応
本体は非常にコンパクトで、これなら新型シエンタのUSB端子のそばにあるポケットに楽々差しておける。
RAMもストレージも最小限だが、アプリを同時に一つしか立ち上げないなら、問題ないじゃないかと思うし、Wi-Fi接続も、SIMを差すこともできるのも便利だ。
Bluetoothは、マスターとしてマウス、キーボードなどのHIDデバイスを繋ぎつつ、スレーブとして、スマホに繋げげて受話できるようになっている。
ソフト的には、Android 12を搭載しており、ディスプレイオーディオ(DA)に「Apple Car Play」デバイスとして接続し、DA画面で、Google Play Storeから汎用のAndroidアプリをインストールして、利用することができる。
さらには、「UX999 Air」にiPhoneを「ワイヤレスCar Play」接続して、「Car Play」環境を利用したり、Androidスマホを「ワイヤレスAndroid Auto」接続(そんな規格はないが)して、「Android Auto」環境を利用する機能も備える。
日本では公式に販売されていないようだが、対象機種として、世界中の車に交じってトヨタ車のDAも掲載されており、その点でもあまり心配はなさそうだ。
ただ、不安を感じたのが、搭載しているSoCが、Qualcommの「QCM2290」という聞いたことがない型番だったこと。
クアルコム、IoTデバイス向けの新SoCを発表 - ケータイ Watch
調べると、スマホ向けではなく、どうやらIoTデバイス向けの組込みSoCらしい。
CPUは4コアで、ベンチマークは、Geekbench 5のCPUベンチしか公開されておらず、シングルコアが127、マルチコアが404となっている。
これと同じ性能のスマホ用SoCは「Snapdragon 425」で、AnTuTu v7の総合ベンチスコアは4万点だから、一昔前の超ローエンド機レベル。
これでは、「Android 12」を快適に動かすのは厳しいそうだ。
実際、同じSoC「QCM2290」を搭載した「Herilary C6 CarPlay Android 11 AI BOX」という製品の実機レビューを見ると、動画はいったん再生を開始してしまえば安定して再生されるが、そこまでの操作レスポンスや画面表示の速さは、かなりストレスが溜まるレベルだ。
動画を見るだけに使うなら、まあOKかもしれないのだが、Android版「Google Map」「Yahoo!カーナビ」などのカーナビアプリを使いたいとなると、そうはいかない。
画面表示速度は、マップの更新頻度に直結するし、運転中のナビ操作が快適に行えないと、肝心の運転に支障が出かねない。
実は、最近のスマホのカーナビアプリは、3D表示を大幅に取り入れていて、処理も重くなっているため、快適に使いたければ、3Dグラフィックス性能も含め、ある程度高い必要があるのだ。
例えば、最近の「Google Map」だと、AnTuTu総合ベンチスコアで、最低でも10万点は取れないと、実用的に使うのは厳しいと感じている。
ということで、「UX999 Air」は、安いんだけど、まずは購入候補から脱落。
残る「UX999 Ultra」「UX999 Plus」は、どちらもよさそうなのだが、スペックも価格も似通っていて、どちらがいいのか悩むところ。
この2機種の詳しい比較については、また後日、詳しく書きたい。
関連記事:
やっぱり「CarPlay AI Box」なるものが欲しいかも:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
「UX999 Ultra」vs.「UX999 Plus」:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

CarPlay AI Box UX999 PLUS USD 128.31

CarPlay AI Box UX999 ULTRA USD 131.26
![]() | ![]() 人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
タグ:UX999 Air OTTOCAST Android 12 Aliexpress QMCARTRADE Azton CarPlay AI Box UX999 Ultra UX999 Plus 価格 Qualcomm QCM2290 4G LTE Bluetooth コンパクト 新型シエンタ ディスプレイオーディオ DA Androidアプリ Google Play Store Apple Car Play ワイヤレスCar Play ワイヤレスAndroid Auto トヨタ車 対象機種 IoTデバイス 組込みSoC 総合ベンチスコア カーナビアプリ Google Map Yahoo!カーナビ 動画 3Dグラフィックス
コメント 0