
「UX999 Ultra」vs.「UX999 Plus」 [乗り物]
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「CarPlay AI Box」としては最新のAndroid 12を搭載している製品を、AliExpressなどで探したところ、「QMCARTRADE」または「Azton」というブランドから発売されている「UX999 Ultra」と「UX999 Plus」という製品が、価格も手頃で、なかなか良さそう。
この2機種、スペックも似ていて、価格もほぼ同じだが、微妙にスペックが違う点があり、どちらを買った方がいいのか、分かりづらいため、スペックを詳しく見てゆこう。
ここでは、先に発売された「UX999 Plus」のスペックをご紹介し、その後に出た「UX999 Ultra」が、どこが違っているのかをご紹介することにする。
CarPlay AI Box UX999 ULTRA USD 131.26
まずは、「UX999 Plus」の仕様から。
・サイズ:80x80x15㎜
・SoC:Qualcomm QCM665 SDM6125(8コア)
・RAM容量:4GB
・ストレージ:容量64GB+microSDカード対応
・モバイル通信:2G/3G/4G LTE対応(シングルSIM)
・Wi-Fi:Wi-Fi5(IEEE 802.11ac) 2.4/5GHzデュアルバンド
・Bluetooth 4.2(ホスト)+Bluetooth 5.9(デバイス)搭載
・位置情報取得:GPS/GLONASS/Beidou/Galilieo/QZSS/SBASに対応
筐体自体は、昨日ご紹介した「UX999 Air」と同じでカラーが違うだけなので、コンパクト。
SoCのSDM6125は、AnTuTu v9の総合ベンチが22万点あり、スマホではミッドレンジの下位クラスの実力なので、「Android 12」を動かしても、操作レスポンスは悪くないはず。
実際、同じSoCを搭載している「Ottocast PICASOU 2」のレビューを見ても、動作速度に関する評価は高いようだ。
OSも、「Android 12」を搭載する上に、「Android 13」へのアップグレードを保証するというのは、「安かろう」の中華ブランドらしくないが、ありがたい。
お陰で、ソフト的には、5年間ぐらいは使い続けられるだろう。
価格も、今の為替レートで、2万円前後で買えるため、決して高くはない。
「Ottocast」の新モデルは、倍以上するからな。
次に、「UX999 Ultra」が、「UX999 Plus」からどう変わったか、差分をご紹介したい。
CarPlay AI Box UX999 ULTRA USD 131.26
筐体は全く同じで色が違うのみ。
OSも、Android 12で、Android 13へのアップデート保証があるのも同じ。
一方で、SoCが、Qualcomm QCM662 SDM6115(8コア)に変更されている。
SDM6115は、AnTuTu v9の総合ベンチが19万点程度で、「UX999 Plus」のSDM6125より1割程度低い。
ただ、カーナビアプリなどを動作せるには問題ない処理能力はあると思う。
一方で、RAMは4GB→8GBに、ストレージは64GB→128GBに増えている。
「UX999」シリーズは、画面分割で二つのアプリを同時表示できる機能があり、RAM容量の増加は、そうした機能を利用する場合の快適さに貢献するはず。
位置情報取得については、「UX999 Plus」のGPS/GLONASS/Beidou/Galilieo/QZSS/SBASに加え、NAVIC(インド衛星)をサポートするが、それ自体はあまり実用的には関係ない。
ただ、SDM6115が、Dual frequency GNSS(L1 and L5)に対応する点は重要。
これは、L1、L5バンドを同時に追尾して測位することで、測位精度を向上させるもので、カーナビアプリを使う上で重要な機能アップなのだ。
「UX999 Plus」のSDM6125では、Single frequency GNSSしかサポートしないので、これは大きな違いだ。
特に、「CarPlay AI Box」は、金属の塊である車の中で使うのでGPS電波は届きにくい。
そのため、GPSの性能はとても重要になるので、この一点だけでも、買うなら「UX999 Ultra」だと思う。
それ以外にも、Bluetoothのバージョンが、マスターが4.2→5.0に、スレーブが5.0→5.1にアップグレードされていたり、Wi-Fiが、Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)にアップグレードされており、長く使うには安心感もある。
価格も「UX999 Plus」とほとんど変わらず、今の為替レートでも2万円前後で買えるため、今であれば「UX999 Ultra」を購入する方向で考えたいと思う。
【追記】ブラックマンデー後の価格を再確認したところ、実勢価格は「UX999 Plus」より少し高く、2万円台前半のようです。お詫びして訂正します。
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CarPlay AI Box UX999 PLUS USD 128.31

CarPlay AI Box UX999 ULTRA USD 131.26
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「CarPlay AI Box」としては最新のAndroid 12を搭載している製品を、AliExpressなどで探したところ、「QMCARTRADE」または「Azton」というブランドから発売されている「UX999 Ultra」と「UX999 Plus」という製品が、価格も手頃で、なかなか良さそう。
この2機種、スペックも似ていて、価格もほぼ同じだが、微妙にスペックが違う点があり、どちらを買った方がいいのか、分かりづらいため、スペックを詳しく見てゆこう。
ここでは、先に発売された「UX999 Plus」のスペックをご紹介し、その後に出た「UX999 Ultra」が、どこが違っているのかをご紹介することにする。
CarPlay AI Box UX999 ULTRA USD 131.26
まずは、「UX999 Plus」の仕様から。
・サイズ:80x80x15㎜
・SoC:Qualcomm QCM665 SDM6125(8コア)
・RAM容量:4GB
・ストレージ:容量64GB+microSDカード対応
・モバイル通信:2G/3G/4G LTE対応(シングルSIM)
・Wi-Fi:Wi-Fi5(IEEE 802.11ac) 2.4/5GHzデュアルバンド
・Bluetooth 4.2(ホスト)+Bluetooth 5.9(デバイス)搭載
・位置情報取得:GPS/GLONASS/Beidou/Galilieo/QZSS/SBASに対応
筐体自体は、昨日ご紹介した「UX999 Air」と同じでカラーが違うだけなので、コンパクト。
SoCのSDM6125は、AnTuTu v9の総合ベンチが22万点あり、スマホではミッドレンジの下位クラスの実力なので、「Android 12」を動かしても、操作レスポンスは悪くないはず。
実際、同じSoCを搭載している「Ottocast PICASOU 2」のレビューを見ても、動作速度に関する評価は高いようだ。
OSも、「Android 12」を搭載する上に、「Android 13」へのアップグレードを保証するというのは、「安かろう」の中華ブランドらしくないが、ありがたい。
お陰で、ソフト的には、5年間ぐらいは使い続けられるだろう。
価格も、今の為替レートで、2万円前後で買えるため、決して高くはない。
「Ottocast」の新モデルは、倍以上するからな。
次に、「UX999 Ultra」が、「UX999 Plus」からどう変わったか、差分をご紹介したい。
CarPlay AI Box UX999 ULTRA USD 131.26
筐体は全く同じで色が違うのみ。
OSも、Android 12で、Android 13へのアップデート保証があるのも同じ。
一方で、SoCが、Qualcomm QCM662 SDM6115(8コア)に変更されている。
SDM6115は、AnTuTu v9の総合ベンチが19万点程度で、「UX999 Plus」のSDM6125より1割程度低い。
ただ、カーナビアプリなどを動作せるには問題ない処理能力はあると思う。
一方で、RAMは4GB→8GBに、ストレージは64GB→128GBに増えている。
「UX999」シリーズは、画面分割で二つのアプリを同時表示できる機能があり、RAM容量の増加は、そうした機能を利用する場合の快適さに貢献するはず。
位置情報取得については、「UX999 Plus」のGPS/GLONASS/Beidou/Galilieo/QZSS/SBASに加え、NAVIC(インド衛星)をサポートするが、それ自体はあまり実用的には関係ない。
ただ、SDM6115が、Dual frequency GNSS(L1 and L5)に対応する点は重要。
これは、L1、L5バンドを同時に追尾して測位することで、測位精度を向上させるもので、カーナビアプリを使う上で重要な機能アップなのだ。
「UX999 Plus」のSDM6125では、Single frequency GNSSしかサポートしないので、これは大きな違いだ。
特に、「CarPlay AI Box」は、金属の塊である車の中で使うのでGPS電波は届きにくい。
そのため、GPSの性能はとても重要になるので、この一点だけでも、買うなら「UX999 Ultra」だと思う。
それ以外にも、Bluetoothのバージョンが、マスターが4.2→5.0に、スレーブが5.0→5.1にアップグレードされていたり、Wi-Fiが、Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)にアップグレードされており、長く使うには安心感もある。
価格も「UX999 Plus」とほとんど変わらず、今の為替レートでも2万円前後で買えるため、今であれば「UX999 Ultra」を購入する方向で考えたいと思う。
【追記】ブラックマンデー後の価格を再確認したところ、実勢価格は「UX999 Plus」より少し高く、2万円台前半のようです。お詫びして訂正します。
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CarPlay AI Box UX999 PLUS USD 128.31

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