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日本ブランドのスマホが次々撤退 [スマートフォン]

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京セラが個人向け携帯電話事業から撤退へ ただし高耐久スマホ「TORQUE」は継続予定 - ITmedia Mobile

2023年5月15日の京セラの決算説明会で、京セラが、個人向け携帯電話事業を終了することを明らかにした。

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厳密に言うと、汎用的な個人向け携帯電話事業からは撤退するというのが正しいそうで、高耐久スマートフォン「TORQUE」は、2025年以降も継続する予定だそうだし、法人向け携帯電話の開発も継続するそうだ。

バルミューダの「BALMUDA Phone」も京セラが開発した製品だったが、この製品の大失敗も、京セラにとってはダメージだったのかもしれないな。

「arrows」「らくらく」のFCNT、経営破綻に至った背景とこれまでの足跡 | マイナビニュース


さらに、2023年5月30日には、元富士通の携帯電話門だった「FCNT」が民事再生法を申請したことが明らかになった。

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ARROWS Z ISW13Fをしばらく使った感想:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

富士通のスマホと言えば、私の場合、auで「ARROWS Z ISW13F」を使っていた時期があったのが最後かな。

NVIDIAのTegra 3というマイナーなSoCを採用し、他社差別化を狙ったが、発熱がひどくて発熱するとクロックダウンが著しいし、バッテリーが全然持たなくて、半年も我慢できず買い替えた記憶がある。

「arrows」シリーズや「らくらくスマートフォン」などの定番ラインナップのスマートフォンなどを手掛けてきた会社だけに、その影響は、京セラよりさらに大きそうだ。

京セラにFCNT--相次ぐ日本勢のスマホ撤退で、シャープに「強烈な神風」が吹き始める - CNET Japan

残る日本勢は、シャープとソニーぐらいとなった。

ソニーは、ラインナップを絞って細々と事業継続している印象なので、実質、フルラインナップで頑張っている日本勢は、シャープのみと言ってもいいかもしれない。

ただし、それもタイトルに書いた通り「日本ブランドが」ということに過ぎない。

そもそも、シャープもソニーも、スマホの開発、製造主体は、台湾や中国のODMメーカーで行っていて、純国産スマホなんて、とっくになくなって久しいからだ。

シャープ自体も、既に鴻海という台湾メーカーに買収されて、純日本企業とは言えないことを合わせて考えれば、携帯事業自体を手掛ける日本メーカーというのは、ついになくなったと言えるのかもしれない。

寂しい限りだが、日本でも、通信キャリアから2万円台の低価格モデルを強く求められる中、それに対応できる日本ブランドはなかった、ということだと思う。

よく、中国や韓国のスマホを馬鹿にする人がいるが、実態は、もう製品ということでは、日本は敵わないのが事実。
だから、私は、もうスマホの製造国は、あまり気にしてはいない。

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