
停滞するCarPlay AiBoxの世界 [乗り物]
スポンサードリンク
「Carplay Ai Box」をついに購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
私が今回購入したCarPlay AiBox「ApplePie Ultra」は、2022年に発売された比較的古いモデルだ。
旧モデルで在庫処分だったのか、大幅に安くなっていたので、購入したのだが、このタイミングで購入したのには、最近、CarPlay AiBoxに大きな進歩が感じられず、それなら安い旧モデルでいいと思ったことも大きい。
具体的に、私が購入した「ApplePie Ultra」以降に発売されたCarPlay AiBoxの新製品で、目立ったスペックや機能をチェックしてみると、次の事項ぐらいしかない。
(1)OSが、Android 13ベース
「ApplePie Ultra」は、発売当時はAndroid 12ベースだったが、その後、Android 13ベースにアップグレードされたので、現状、最新機種と差異はない。
(2)HDMI出力
後席ディスプレイ用に、HDMI出力端子を備える製品が増えているが、我が家のシエンタには、後席モニターは付けていないし、BOXから後席モニター用にHDMIケーブルを這わせるのも不格好で、あっても使わないと思う。
(3)HDMI入力
【Ottocast】HDMIの入力がついている初めてのCarPlay AI BOX「PICASOU 2 Pro」。テレビキャンセラー不要で、YouTube等ネット動画や地上波を視聴可能。|OTTOCASTのプレスリリース
OTTOCAST「PICASOU 2 Pro」のように、HDMI入力端子を持つBOXも発売された。
走行中でも、HDMIで接続した端末の映像などが自由に見られるように出来るのが売りみたいだ。
ただ、これにわざわざわFireTV Stickを繋がなくても、BOX本体でアプリを使えばいいし、そもそも、我が家の場合、運転中はラジオかポッドキャストを聴くのが通例なので、必要性を感じない。
(4)USBーAホスト端子
ほとんどのBOXは、microSDカードスロットを備え、カードに格納した音楽や動画を再生できるが、それに加えて、USBーAホスト端子を備えて、USBメモリなどを接続できる端末も発売された。
これも、そういう使い方はしないため、必要ない。
ちなみに、microSDカードも使う予定はない。使わないというのもあるが、高温になる車内に、microSDカードを放置したくないのだ。
(5)5G対応
5G対応のCarplay AI Box「UX999 Rocket」の予約受付開始:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
SUB6バンドの5G通信に対応した「UX999 Rocket」が発売されたが、今のところ、この製品のみで、後続製品はない。
個人的にも、車内で、4Gだとダメで、5G通信がどうしても必要な用途を、全く思いつかないので、約6万円という高さでも買いたいという価値観を感じない。
そもそも、SIMは差さず、スマホのWi-Fiテザリングで社内の通信を賄っている私には、無用の長物でしかないのだが。
(6)Qualcomm QCM6490
「UX999 Rocket」は、5Gに対応したIoTデバイス向けのSoC「Qualcomm QCM6490」を搭載したのも注目だった。
AnTuTuの総合ベンチスコアは、60万点前後と、スマホでもミッドハクラスの性能で、20万点弱の「ApplePie Ultra」に圧倒的な差をつけるが、その分価格も高い。
最近発売された新モデルのOttocast「PICASOU 3」にしろ、KASUVAR「KAR9W」にしろ、価格は結構高いのに、実は、SoCは「ApplePie Ultra」と変わらっておらず、全く進歩していない。
(7)LEDイルミネーション
「ApplePie Ultra」以降の製品の基本性能や機能が全く変わっていないのに対し、やたら流行っている新機能が、LEDイルミネーションが、動作状態に応じてカラフルに点灯する機能だ。
正直、実利的な意味はほとんどなく、コストを掛けず、何とか他社差別化するために付けた目立つ機能といった感じだろうか。
全く必要性を感じないし、むしろ、夜間に車を走らせているときには、こんな光はむしろ邪魔だ。
さて、ここまで見てきて、その後出た新モデルは、「UX999 Rocket」以外、「ApplePie Ultra」から大した進歩はしていないことが分かる。
だったら、最新モデルの半額で買える「ApplePie Ultra」で十分と考えたから、購入したのだ。
実際、「ApplePie Ultra」を使ってみて、快適とまではいかないが、遅くて使い物にならない、ということもなく、1万円未満であれば十分納得いく商品だと思う。
もちろん、「UX999 Rocket」を買えば、もっと快適に動作するのかもしれないが、その快適さのために、+5万円以上が出せるか?と言われたら、NOだ。
AliExpressでは、最近、「ApplePie Ultra」以外でも、旧モデルが在庫処分で安くなっているケースが多いので、一度チェックして見て欲しい。
CarPlay AI Box「UX999 Air」は安いけれど・・・:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
ただし、激安商品の中には、SoCに、Qualcomm QCM2290を使っている製品(UX999 Airなど)が紛れており、これは、あまりにも性能が低くて実用性に問題があるので、間違えて買わないようご注意を。
ちなみに、この手の商品は、様々なOEM商品が出ていて、スペックもあまり詳しく掛かれていないことも多いので、見極めが難しい。
ただ、QCM2290は、CPUがクアッドコアで、RAMが3GBまでしか接続できないので、CPUは型番が明記されていなくても、クアッドコアと書かれていて、RAM容量が3GBなら、避けるのが賢明だ。
関連記事:
現時点で「ApplePie Ultra」について分かったことメモ:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
CarPlay AI BOXの新モデル「Carlinkit Tbox Ambient」:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

Podofo Wireless Carplay Ai Box Android
スポンサードリンク
「Carplay Ai Box」をついに購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
私が今回購入したCarPlay AiBox「ApplePie Ultra」は、2022年に発売された比較的古いモデルだ。
旧モデルで在庫処分だったのか、大幅に安くなっていたので、購入したのだが、このタイミングで購入したのには、最近、CarPlay AiBoxに大きな進歩が感じられず、それなら安い旧モデルでいいと思ったことも大きい。
具体的に、私が購入した「ApplePie Ultra」以降に発売されたCarPlay AiBoxの新製品で、目立ったスペックや機能をチェックしてみると、次の事項ぐらいしかない。
(1)OSが、Android 13ベース
「ApplePie Ultra」は、発売当時はAndroid 12ベースだったが、その後、Android 13ベースにアップグレードされたので、現状、最新機種と差異はない。
(2)HDMI出力
後席ディスプレイ用に、HDMI出力端子を備える製品が増えているが、我が家のシエンタには、後席モニターは付けていないし、BOXから後席モニター用にHDMIケーブルを這わせるのも不格好で、あっても使わないと思う。
(3)HDMI入力
【Ottocast】HDMIの入力がついている初めてのCarPlay AI BOX「PICASOU 2 Pro」。テレビキャンセラー不要で、YouTube等ネット動画や地上波を視聴可能。|OTTOCASTのプレスリリース
OTTOCAST「PICASOU 2 Pro」のように、HDMI入力端子を持つBOXも発売された。
走行中でも、HDMIで接続した端末の映像などが自由に見られるように出来るのが売りみたいだ。
ただ、これにわざわざわFireTV Stickを繋がなくても、BOX本体でアプリを使えばいいし、そもそも、我が家の場合、運転中はラジオかポッドキャストを聴くのが通例なので、必要性を感じない。
(4)USBーAホスト端子
ほとんどのBOXは、microSDカードスロットを備え、カードに格納した音楽や動画を再生できるが、それに加えて、USBーAホスト端子を備えて、USBメモリなどを接続できる端末も発売された。
これも、そういう使い方はしないため、必要ない。
ちなみに、microSDカードも使う予定はない。使わないというのもあるが、高温になる車内に、microSDカードを放置したくないのだ。
(5)5G対応
5G対応のCarplay AI Box「UX999 Rocket」の予約受付開始:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
SUB6バンドの5G通信に対応した「UX999 Rocket」が発売されたが、今のところ、この製品のみで、後続製品はない。
個人的にも、車内で、4Gだとダメで、5G通信がどうしても必要な用途を、全く思いつかないので、約6万円という高さでも買いたいという価値観を感じない。
そもそも、SIMは差さず、スマホのWi-Fiテザリングで社内の通信を賄っている私には、無用の長物でしかないのだが。
(6)Qualcomm QCM6490
「UX999 Rocket」は、5Gに対応したIoTデバイス向けのSoC「Qualcomm QCM6490」を搭載したのも注目だった。
AnTuTuの総合ベンチスコアは、60万点前後と、スマホでもミッドハクラスの性能で、20万点弱の「ApplePie Ultra」に圧倒的な差をつけるが、その分価格も高い。
最近発売された新モデルのOttocast「PICASOU 3」にしろ、KASUVAR「KAR9W」にしろ、価格は結構高いのに、実は、SoCは「ApplePie Ultra」と変わらっておらず、全く進歩していない。
(7)LEDイルミネーション
「ApplePie Ultra」以降の製品の基本性能や機能が全く変わっていないのに対し、やたら流行っている新機能が、LEDイルミネーションが、動作状態に応じてカラフルに点灯する機能だ。
正直、実利的な意味はほとんどなく、コストを掛けず、何とか他社差別化するために付けた目立つ機能といった感じだろうか。
全く必要性を感じないし、むしろ、夜間に車を走らせているときには、こんな光はむしろ邪魔だ。
さて、ここまで見てきて、その後出た新モデルは、「UX999 Rocket」以外、「ApplePie Ultra」から大した進歩はしていないことが分かる。
だったら、最新モデルの半額で買える「ApplePie Ultra」で十分と考えたから、購入したのだ。
実際、「ApplePie Ultra」を使ってみて、快適とまではいかないが、遅くて使い物にならない、ということもなく、1万円未満であれば十分納得いく商品だと思う。
もちろん、「UX999 Rocket」を買えば、もっと快適に動作するのかもしれないが、その快適さのために、+5万円以上が出せるか?と言われたら、NOだ。
AliExpressでは、最近、「ApplePie Ultra」以外でも、旧モデルが在庫処分で安くなっているケースが多いので、一度チェックして見て欲しい。
CarPlay AI Box「UX999 Air」は安いけれど・・・:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
ただし、激安商品の中には、SoCに、Qualcomm QCM2290を使っている製品(UX999 Airなど)が紛れており、これは、あまりにも性能が低くて実用性に問題があるので、間違えて買わないようご注意を。
ちなみに、この手の商品は、様々なOEM商品が出ていて、スペックもあまり詳しく掛かれていないことも多いので、見極めが難しい。
ただ、QCM2290は、CPUがクアッドコアで、RAMが3GBまでしか接続できないので、CPUは型番が明記されていなくても、クアッドコアと書かれていて、RAM容量が3GBなら、避けるのが賢明だ。
関連記事:
現時点で「ApplePie Ultra」について分かったことメモ:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
CarPlay AI BOXの新モデル「Carlinkit Tbox Ambient」:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

Podofo Wireless Carplay Ai Box Android
![]() | ![]() 人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
コメント 0