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Unihertzがコンパクトスマホ「Jelly 2」を発表 [スマートフォン]

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超小型スマホ「Jelly Pro」のファーム更新が来た!:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

2017年に、Unihertzが発売した超小型スマホ「Jelly/Jelly Pro」は、カルト的な人気があったが、私も「Jelly Pro」を、一時DAPとして使っていた。
故障で使えなくなり、「Soyes XS」に乗り換えた経緯がある。

その際、中華端末メーカーらしからぬハード/ソフト両面の作り込みの良さは感じていたので、「Soyes XS」並みの画面を搭載した後継モデルが出れば、再度、Unihertzに乗り換えたいと思っていた。

タフネススマホ「Atom L/XL」のクラウドファンディング開始:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

なので、「Atom L/XL」が発表されたときは、「Jelly Pro」とは全く違う方向性でがっかりしたのだが、「Jelly Pro」の正当な後継モデルも並行して開発を進めていたようだ。

この度、「Jelly/Jelly Pro」の正当な後継機とも言える「Jelly 2」が、まもなくKickstarterでクラウドファンディングが始まることが発表された。

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「Jelly 2」へのクラウドファンディングはこちらから

「Jelly 2」が「Jelly Pro」に比べ改良されたポイントを見てゆきたい。



・ディスプレイ
「Jelly Pro」の2.45インチ、240x432ピクセルから、3.0インチ、480x854ピクセルに高精細化。
現在使用中の「Soyes S10」と同等のディスプレイと思われる。
横の画素数が480ピクセルあると、画面が崩れないアプリが多いため、この改良は必須だったが、ディスプレイが大きくなると本体の重量やサイズも大きくなるので、3.0インチというサイズは絶妙だ。
全面ガラスカバーも、曲面エッジのゴリラガラス3を採用し、強度も高そうだ。

・SoC
「Jelly Pro」のMediaTek MT6735(クアッドコア1.44GHz)から、Helio P60(オクタコア2.0GHz)に大幅性能向上。
マルチスレッド性能だけでなく、メイン処理用の4CPUはA73コアに変わっており、シングルスレッド性能も大きく向上しているはず。
ベンチマーク性能は、Snapdragon 660より若干劣る程度であり、コンパクトスマホでは最強クラスだ。

・RAM容量
「Jelly Pro」の2GBから、6GBに大幅アップする。これも、十分すぎる容量アップで、ゲーム以外、このRAMが目一杯使われることはまずないと思われる。

・内蔵ストレージ容量
「Jelly Pro」の16GBから、128GBに大幅アップ。さらに、microSDカードも引き続き利用可能なため、データ容量面で困ることはなさそうだ。

・バッテリー容量
「Jelly Pro」の950mAhから、2倍以上の2000mAhに大幅アップ。
「Jelly Pro」は、DAPとして使っていて、バッテリーが一日は持たなかったが、これなら、一日使い続けられそうだ。

・カメラ
「Jelly Pro」の800万画素(リア)+200万画素(フロント)から、1600万画素(リア)+800万画素(フロント)にアップグレード。
リアカメラは、LEDフラッシュライト付きで、オートフォーカス。
「Jelly Pro」もサイズの割に酷い画質ではなかったので、「Jelly 2」も悪くはなさそうだ。
また、フロントが500万画素に増えたので、「Jelly 2」は顔認証が可能になる可能性は高そうだ。

・OS
「Jelly Pro」がAndroid 7.0で発売され、のちに8.1にまでアップグレードされたが、「Jelly 2」は、最新のAndroid 10を搭載。
Unihertzは、中華ベンダーらしくなく、マメなソフトウェア更新が長く行われた実績があり、「Jelly 2」も長く使えそうな安心感があるな。

・本体サイズ
「Jelly Pro」の92.4x43x13mmから、95x49.4x16.5mmと、一回り以上大きく、厚くもなった。
「Jelly Pro」同様、防水、防塵ではないようだ。
ただ、ディスプレイサイズの拡大やバッテリー容量の増大を考えると、この程度なら仕方のないことか。
問題は、重さがどの程度増えるかだが、現在のところ未発表だ。

それ以外で分かっている仕様は次の通り。

・背面指紋センサーあり
・128GBの内蔵ストレージのファイルシステムは、UFS2.1採用
・USB TYPE-Cインタフェース搭載
・NFC機能搭載(おそらくおサイフ機能には非対応)
・赤いプログラマブルボタンあり
・4G DSDV対応(2 SIMカードスロット)
・ヘッドホンジャック搭載

USB TYPE-C端子が、下向きではなく、正面から見て右下に横向きにあることは何だか奇妙だな。
USB-DACでヘッドホンを繋ぎたいときには、若干不便そうだし。

あとは、未発表の重量が気になるが、これがもし100g前後にとどまるなら、他は何の不満もないスペックだ。

Unihertz自体、「Jelly Pro」のソフトウェアアップデート体制がしっかりしていたし、オーディオ関係でもBluetoothでAACコーデックが使えるなど、DAPとして使いやすかったので、いい印象が強い。

しかも、クラウドファンディングで、個数限定Super Early Birdが129ドルだというから、スペックを考えれば激安だ。
すぐに売り切れるのは必至だが、チャレンジする価値はあるだろう。

Jelly 2 | Kickstarter’s Most Funded Mini Smartphone, Reborn

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コメント 2

桂

いつも楽しく記事を拝見しています。
 コンパクトなスマホに目のない小生、いつもいつも騙されるかもしれないと思いつつも、中華スマホの新製品をチェックしていますが、今日のJelly2はまったくスルーしていました。

 個人的にはJelly ProからUnihertz Atomと推移し、ついつい今回のAtom Lもアーリーバードで申し込み、今到着を待っている中で、この端末には多いにそそられますね。
 ハイエンド端末の必要性のない小生にとって、十分なスペックと絶妙なサイズ感はおおいに食指を動かされます。唯一二の足を踏むとすれば、防水対応です。温泉のお供としてAtomを使っていたことで、サイズは微妙ながらもAtom Lを申し込んだ身からすれば、そこだけが検討要素になってしまうところです。
 そうはいっても、このサイズ感と性能には十分に食欲をそそられてしまいました。
by (2020-06-29 09:59) 

naniwa48

桂さん、こんにちは。
私は、「Jelly 2」、アーリーバードに挑戦する予定です。
今使っている「Soyes S10」も悪くはないのですが、OSが古く、Bluetooth関係の不安定さなど、明らかな弱点もあり、寿命は1年と踏んでますから。「Soyes S10」が寿命を迎える頃には、「Jelly 2」が発売されそうですので、ちょうどいいかと思っています。

by naniwa48 (2020-06-29 18:52) 

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