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カラーE-inkの電子書籍リーダーの発売が本格化 [電子書籍]

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E Ink │ E Inkについて

現在、世界の電子ペーパーパネルを、ほぼ独占的に生産しているE-Ink社が、従来より低コスト化したカラーE-inkパネル「Kaleido」を生産し始めたこともあり、それを採用した新たなカラー電子ペーパー端末が発売され始めた。

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電子ペーパーがついにカラーに! PocketBook Colorレビュー | ギズモード・ジャパン

2020年5月に先陣を切ったのは、5.84インチのカラーE-inkディスプレイを搭載したスマホ「Hisense A5C」だったようだ。
ただ、この製品、完全に中国国内向けで、Google Playストアも使えず、話題にはなっていない。

続いて、2020年7月に、6インチのカラーE-inkディスプレイ電子書籍リーダー「PocketBook Color」が発売となったが、こちらは、E-inkのメインターゲットである電子書籍リーダーであり、価格も2万円からスタートしたことで、話題を呼んだ。

「PocketBook Color」は、汎用的なAndroidタブレットでもあり、自由にアプリがインストールできる点も、注目を集めた。
これまでも、モノクロE-inkで、Androidが動作するタブレット端末はあったものの、モノクロのE-ink表示では、どうしても表示の制約が大きかった。それが、カラー化で解消されるかもしれないとの期待があったからだ。

E Inkのカラー電子書籍リーダー、2代目はちょっぴり大きめ!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース

さらには、2021年3月には、「PocketBook Color」の後継モデル「PocketBook InkPad Color」が発表されたが、カラーのコントラストやサイドが改善された「Kaleido 2」パネルを搭載している。

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ASCII.jp:【SKT株式会社】ついに登場!カラー電子ペーパー(第三世代カレイド:カレイドプラス)搭載のBOOX Android E Inkタブレット ”BOOX Nova3 Color" 発売のお知らせ

一方、電子書籍リーダーのTOPブランドBOOX社からも、7.8インチのカラーE-inkディスプレイを搭載したAndroidタブレット「BOOX Nova3 Color」を発売した。
日本でも公式代理店SKTを通じて販売されており、市場想定価格は、51,800円前後とちょっとお高めとなっている。

これらの端末が採用しているカラーE-inkパネル「Kaleido」「Kaleido 2」は、反射型のE-inkパネルで、例えば「BOOX Nova3 Color」の場合であれば、300DPIのモノクロパネルに、100DPIのカラーパネルを重ねる構造となっており、文字はモノクロで高解像度で表示しながら、カラー表示も可能となっている。

ただ、カラーでは100DPIと低解像度の上に、色数も4096色でコントラストも低いという弱点もあり、決して万能ではない。

カラー表示の場合、文字が大きな絵本程度ならいいが、カラーのマンガや雑誌では、絵の中の文字は読めないものも多そうだ。

ただ、いよいよE-Ink社が、カラーパネルにも本気を出し始めたのは確かなので、今後、どのように発展してゆくかは期待して見守りたい。

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