シエンタのディスプレイオーディオで、大容量USBメモリを使うには [乗り物]
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私自身は、「シエンタ」で、音楽や音声コンテンツを聞く場合、主に、Bluetooth Audioを使っている。
普段から、街歩きでポータブルDAPとして使っているコンパクトスマホ「Unihertz Jelly 2」を、車内では「ディスプレイオーディオ+」にBluetooth接続するのが、街中でも車内でもシームレスに再生を継続できるので、便利なのだ。
なので、「ディスプレイオーディオ+」にUSBメモリを挿して、音楽や動画を再生するのは、試しにやってみたことはあったが、日常的には全く使ってはいなかった。
トヨタ新型シエンタHVの納車後8か月で気になるポイント。「64GBのUSBメモリだと音楽が再生されない?」「後席スライドドア開閉時の異音が大きくなってきた」等 | Creative Trend
なので、こちらの記事に書かれていたUSBメモリの問題点については、あまり意識していなかったな。
トヨタの「ディスプレイオーディオ」では、USBメモリなどのマスストレージデバイスを接続した場合に、FAT/FAT32のファイルシステムしか認識してくれないため、一般的には、32GBまでのUSBメモリまでしか認識できないそうなのだ。
NTFSにしろ、exFATにしろ、トヨタの「ディスプレイオーディオ」ではサポートしていないので、それは仕様通りなのだが、記事によれば、トヨタ以外の「ディスプレイオーディオ」は認識できる車も多いらしく、複数の車を所有している方は、大容量のUSBメモリを車間で共有できないのは、確かに不便かもしれない。
家を探したら、Verbaitumの128GBのUSBメモリがあったので、これを、シエンタの「ディスプレイオーディオ+」で使えるように出来ないか考えてみたいと思う。
まず、このUSBメモリをPCに差し、フォーマットしようとすると、フォーマット形式は、exFATかNTFSしか選べない。
昔はNTFSが標準だったと思うが、Windows 10以降は、exFATが標準のフォーマット形式となっているようなので、exFATでフォーマットし、音楽ファイルなどを放り込んでみる。
これを、「ディスプレイオーディオ+」のTYPE-A端子に差してみたが、
確かに、USBメモリを認識しない。これは、USBメモリをNTFSでフォーマットしても同様だった。確かにダメみたいだ。
I-O DATA ハードディスクフォーマッタ | ソフトウェア | サポートライブラリ | IODATA アイ・オー・データ機器
そこで、IODATAが提供しているフォーマットプログラムを使ってみる。このソフトは、確か、64GB以上のストレージでも、クラスターサイズを変更して、無理矢理FAT32でフォーマットすることができるはずなのだ。
実際に、プログラムを立ち上げ、フォーマット形式にFAT32、パーティション形式にMBRをしていて、USBメモリをフォーマットし、音楽ファイルなどを放り込んでみた。
すると、今度は、無事、「ディスプレイオーディオ+」で、USBメモリが認識された。
そこで、オーディオの選択で、「USB」を選択すると、無事、音楽ファイルの再生が行えた。
FLACファイルの再生も行えたし、設定されたタグ情報も画面に表示され、完璧な再生環境だ。
もちろん、MP4ファイルの動画も、問題なく再生できた。
つまり、64GB以上の大容量USBメモリでも、IODATAなどが提供するフォーマッタを使い、FAT32でフォーマットすれば、トヨタ車で使える。
すなわち、他社の車ともUSBメモリを共有できる可能性が高いということになる。
ただし、FAT/FAT32というのは、非常に古い設計の脆弱なファイルシステムで、USBメモリへ書き込み中に、USBメモリを抜いたり、電源が落ちたりすると、書き込んでいるファイルが壊れるだけでなく、ファイルシステム自体が破損し、USBメモリ自体が読み書きできなくなる危険性がある(exFATは、その点は安心だ)。
また、標準のクラスタサイズでは、32GBまでのストレージにしか対応できないところを、クラスタサイズを拡大して、大容量のストレージに対応しているので、小さなファイルを数多く格納すると、容量を無駄に食う問題はある。
それらの点を注意すれば、64GB以上の大容量USBメモリでも、FAT32でフォーマットできれば、トヨタ車でも、トヨタ以外の車でも、問題なく使えると思う。
ご参考になれば幸いだ。
関連記事:
新型シエンタのディスプレイオーディオのオーディオ・AV機能:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
新型シエンタのために用意した電気系アクセサリ:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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私自身は、「シエンタ」で、音楽や音声コンテンツを聞く場合、主に、Bluetooth Audioを使っている。
普段から、街歩きでポータブルDAPとして使っているコンパクトスマホ「Unihertz Jelly 2」を、車内では「ディスプレイオーディオ+」にBluetooth接続するのが、街中でも車内でもシームレスに再生を継続できるので、便利なのだ。
なので、「ディスプレイオーディオ+」にUSBメモリを挿して、音楽や動画を再生するのは、試しにやってみたことはあったが、日常的には全く使ってはいなかった。
トヨタ新型シエンタHVの納車後8か月で気になるポイント。「64GBのUSBメモリだと音楽が再生されない?」「後席スライドドア開閉時の異音が大きくなってきた」等 | Creative Trend
なので、こちらの記事に書かれていたUSBメモリの問題点については、あまり意識していなかったな。
トヨタの「ディスプレイオーディオ」では、USBメモリなどのマスストレージデバイスを接続した場合に、FAT/FAT32のファイルシステムしか認識してくれないため、一般的には、32GBまでのUSBメモリまでしか認識できないそうなのだ。
NTFSにしろ、exFATにしろ、トヨタの「ディスプレイオーディオ」ではサポートしていないので、それは仕様通りなのだが、記事によれば、トヨタ以外の「ディスプレイオーディオ」は認識できる車も多いらしく、複数の車を所有している方は、大容量のUSBメモリを車間で共有できないのは、確かに不便かもしれない。
家を探したら、Verbaitumの128GBのUSBメモリがあったので、これを、シエンタの「ディスプレイオーディオ+」で使えるように出来ないか考えてみたいと思う。
まず、このUSBメモリをPCに差し、フォーマットしようとすると、フォーマット形式は、exFATかNTFSしか選べない。
昔はNTFSが標準だったと思うが、Windows 10以降は、exFATが標準のフォーマット形式となっているようなので、exFATでフォーマットし、音楽ファイルなどを放り込んでみる。
これを、「ディスプレイオーディオ+」のTYPE-A端子に差してみたが、
確かに、USBメモリを認識しない。これは、USBメモリをNTFSでフォーマットしても同様だった。確かにダメみたいだ。
I-O DATA ハードディスクフォーマッタ | ソフトウェア | サポートライブラリ | IODATA アイ・オー・データ機器
そこで、IODATAが提供しているフォーマットプログラムを使ってみる。このソフトは、確か、64GB以上のストレージでも、クラスターサイズを変更して、無理矢理FAT32でフォーマットすることができるはずなのだ。
実際に、プログラムを立ち上げ、フォーマット形式にFAT32、パーティション形式にMBRをしていて、USBメモリをフォーマットし、音楽ファイルなどを放り込んでみた。
すると、今度は、無事、「ディスプレイオーディオ+」で、USBメモリが認識された。
そこで、オーディオの選択で、「USB」を選択すると、無事、音楽ファイルの再生が行えた。
FLACファイルの再生も行えたし、設定されたタグ情報も画面に表示され、完璧な再生環境だ。
もちろん、MP4ファイルの動画も、問題なく再生できた。
つまり、64GB以上の大容量USBメモリでも、IODATAなどが提供するフォーマッタを使い、FAT32でフォーマットすれば、トヨタ車で使える。
すなわち、他社の車ともUSBメモリを共有できる可能性が高いということになる。
ただし、FAT/FAT32というのは、非常に古い設計の脆弱なファイルシステムで、USBメモリへ書き込み中に、USBメモリを抜いたり、電源が落ちたりすると、書き込んでいるファイルが壊れるだけでなく、ファイルシステム自体が破損し、USBメモリ自体が読み書きできなくなる危険性がある(exFATは、その点は安心だ)。
また、標準のクラスタサイズでは、32GBまでのストレージにしか対応できないところを、クラスタサイズを拡大して、大容量のストレージに対応しているので、小さなファイルを数多く格納すると、容量を無駄に食う問題はある。
それらの点を注意すれば、64GB以上の大容量USBメモリでも、FAT32でフォーマットできれば、トヨタ車でも、トヨタ以外の車でも、問題なく使えると思う。
ご参考になれば幸いだ。
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