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4月から全国でradikoが聴ける「radiko.jpプレミアム」がスタート [ネット配信]

全国でradikoが聴ける「radiko.jpプレミアム」を4月1日スタート。月額378円 - AV Watch

以前から噂になっていたが、Radiko.jpが4月から有料の域外配信「radiko.jpプレミアム」を開始することが発表された。

2014年4月1日からスタートし、月額料金は税別350円。LISMO WAVEやドコデモFMより50円高いが、それは、AM分の局数が多いから値段を上げたのか、それとも、サーバが、ある事情でコストが掛かるせいか?(後述)

パソコンやスマートフォンのradiko.jpウェブサイトで会員登録して利用可能になり、決済方法は、クレジットカード、ドコモ/auのキャリア決済、フレッツ・まとめて支払い(NTT東西)の3種類で、登録初月は無料とのこと。

聴取方法は、従来のRadikoと同様、パソコンのWebサイトか、スマートフォン/タブレットの「radiko.jp」アプリを使う。「radiko.jp」アプリはアップデートが必要になるとのこと。

また、楽曲などはそのまま配信されるが、「一部の放送局と特定のタレント出演番組やスポーツ中継など一部の番組」は配信されないものがある。従来のRadikoやLISMO WAVEでも同じ表現があるので、おそらくジャニタレ出演と、オリンピック、ワールドカップ、競馬、楽天とのプロ野球試合などが該当するのだろう。

さて、今回のニュースを読んで、ちょっと意外だったのは、「radiko.jpプレミアム」を、従来の「radiko.jp」とは全く別の独立したサービスとするのではなく、アプリもWebサイトも共通な従来の「radiko.jp」の延長上に位置づけたことだ。
全く別のサービスにして、「radiko.jp」とは配信方式も別にした方が、お金を取る場合にはややこしくないし、ハッキングもしにくくできるはずだ。そうしなかったのは、ユーザーの利便性を優先したのだろうか。

税別350円/月という料金は、ドコデモFMやLISMO WAVEより50円高いが、ほぼ横並びの料金だ。この料金の妥当性について、改めて考えてみよう。

JASRACなどの著作権団体にとっては、楽曲使用料を取る際、「どれだけの人に曲が聴かれているか?」が問題なので、放送に対する楽曲使用料は、放送免許を持つ県の人口×聴取率に比例する形で、定額を納めるような包括契約になっているらしい。

Radiko.jpは放送ではないが、JASRACなどには、IPによる地域限定を掛け、問題があればすぐに対応するという約束の下に、放送を補完する難聴対策サービスと認めてもらって、放送の包括契約に含めてもらうような契約を結んでいるものと思われる。
つまり、Radiko.jpのサービスで、JASRACなどへの追加支払いが発生しない契約になっていると思われるのだ。
実際のところ、今のラジオ聴取率にはRadiko.jpも含まれているはずであり、エリア限定さえ守られていれば、楽曲使用料の計算上、Radiko.jpを特別扱いする必要がない。
だから、地域限定Radikoは、放送局の定額の拠出金だけで済み、ユーザーには無料サービスとして提供できている訳だ。

これが、放送免許エリア外への配信となった途端、JASRACなどからすると、これまでの放送の契約スキーム外ということになり、新たな形態の契約を結ぶ必要がある。
先ほども書いたが、JASRACなどの著作権団体にとっては、「どれだけの人に曲が聴かれているか?」が問題なので、この場合、過去の例から見ても、ネットの実際の接続数に比例する形で楽曲使用料を払うことになるはず。
この場合、LISMO WAVEなどで既にJASRACなどとの契約が成立しているので、そのテンプレートを生かす形になると思われる。
LISMO WAVEなどが徴収する税別300円/月からは、サーバの運営費用に加え、著作権団体への支払いが行われているはずだ。

LISMO WAVEはFMのみで、Radiko.jpはAMも含まれるが、著作権団体にとっては、あくまで「どれだけの人に曲が聴かれているか?」が問題なので、トータルでのアクセス数に比例する形で楽曲使用料を要求するだろうから、AM局が増えても、楽曲使用料にはあまり関係がないはず。
なので、本来ならLISMO WAVEなどと同じ税別300円/月という料金でも不思議ではない。+50円のアップ分が何かは、後で考えてみる。
一方、逆に言うと、AMやFMだけでいいから料金を半額にして欲しい、というのは、著作権団体の要求スタンスが変わらない限り、今後も実現は難しいと思われる。著作権団体が、Radiko.jpだけに楽曲使用料を特別に値引きする理由がないからだ。

なお、有料の域外配信「radiko.jpプレミアム」に関しては、勝手アプリが無料で聴けるようにハックしてしまったら、誰も契約してくれないだろうから、RTMPEプロトコルの認証とストリーム暗号をガッチリと使用してくる可能性がある(従来のRadiko.jpは、RTMPEの認証は使用していたが、負荷が重い暗号化はしていなかった)。
もし、ストリーム暗号を掛けて配信した場合、事業者の意図に反して、有料サービスの保護のための暗号を解いて聞けるようにするアプリを提供すると、電磁的記録不正作出・同供用罪や不正競争防止法違反に問われる可能性があり、法的にも勝手アプリは完全に排除されるだろう(改造B-CASカードや暗号化されたBDのリッピングソフトの提供などと同じ罪)。

LISMO WAVEなどは、キャリア限定のサービスという形でガードが掛かっているので、負荷が重いストリームの暗号化まではやっていない可能性が高いが、「radiko.jpプレミアム」はPCでも聴けるサービスなので、ハッキング防止のためにストリームにも暗号を掛けてくる可能性は十分ありそうだ。
となると、配信サーバも、ストリームのリアルタイム暗号化が必要になり、従来より処理負荷が重くなるため、より高性能なサーバが必要になる。ひょっとしたら、+50円は、このサーバ強化や、ストリームの暗号化ライブラリのライセンス料に使われるのかもしれない。

一方、「radiko.jpプレミアム」が、無料版の地域限定Radiko.jpの延長上で、シームレスに実現されることで、新たな懸念が生ずる。
無料版の地域限定Radiko.jpでも、配信プロトコルを変更し、「radiko.jpプレミアム」同様、RTMPEプロトコルのストリーム暗号を使用し始める可能性があるのだ。
この場合、地域限定をしっかり守っていてるRadikaのような勝手アプリでさえも全滅になる可能性がある。

ただ、ストリーム暗号化はサーバの負荷もコストも掛かるはずだし、地域限定の無料サービスでは、今のままの軽いプロトコルで配信されるのではないかと期待している。
私自身、Radikaを今でも予約録音に使い続けているので、4月以降Radikaが使えなくなるのではと、非常に不安に思っているが、この辺は、4月以降に実際の運用が始まってみないと、どうなるのか分からない。

さて、新たに始まる有料の域外配信「radiko.jpプレミアム」についても、もちろん興味はある。
関東ではエリア外の関西、福岡、FM東京以外のJFN系列などの聴きたい番組が、いくつかあるからだ。

ただ、聴きたい番組はあっても、どれもリアルタイムに聴くのは難しいため、予約録音できないとやっぱり意味がない。
しかし、これまでの経緯を考えると、Radiko.jpアプリやWebサイトで、公式に予約録音機能がサポートされる可能性はまずないだろう。

となると、公式ではないサポートアプリなどにより、予約録音できる方法を確立するのが先決だ。
PC上で一度再生した音声の再エンコードによる録音でもいい。それさえ確立できれば、税別350円/月なら、契約してもいいかなと思っている。

追記)「radiko.jpプレミアム」に参加しない局に、大阪のMBSが含まれているじゃないか! お金を払っても聴きたい番組があったのに、これじゃ困るな。MBSのように自主制作番組が多い局が参加しないメリットがよく分からないので、手続き的な面で遅れているだけと信じたいが。

関連記事:
Radiko.jpが有料で域外配信を開始か?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

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Radiko.jpが有料で域外配信を開始か? [ネット配信]

ググっていたら、Radiko.jpが有料化さえるとの噂があちこちで囁かれていた。
少なくとも現在の配信エリア内を守る限り、有料化はありえないだろうと思えるので、さらに調べてみたが、ソースが見つからないので、デマだろう。

【IT】ラジコ(radiko)本格スタート1年 有料での地域外配信も検討…スマートフォンの普及で「若者の間でラジオが盛り返すチャンス」 - デスクトップ2ch

もし、デマだったとすると、デマの元になったと思われるのは、このあたりのニュースかもしれない。
産経新聞の元記事が削除されてしまったようなので、詳しくは分からないのだが、どうやら要望の強い、域外への配信を、有料で行うことを検討しているらしい。
それなら、ありえるだろう。

auやドコモで、FM局限定だが、既にエリア限定のないラジオ局配信を有料で行っているが、これが実現されれば、AMも含めた域外配信は業界初だ。

radikoのエリア制限が撤廃されない理由: ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!

auのLISMO WAVEなどは、包括契約で、平均接続数に比例する形で、楽曲などの利用料を決めて、それを払うらしい。
ユーザーから徴収する300円(税別)から、その利用料は支払われているものと思われる。

Radiko.jpの域外配信も、ほぼ同じビジネスモデルを利用できそうだ。
ただし、Radiko.jpの場合、これまでのエリア限定配信で結んだ契約上、放送エリア内への配信に対する楽曲などの利用料は、放送で支払っている包括契約内に含まれる筈なので、Radiko.jp側で、域内受信と、域外受信を区別してカウントし、域外受信の接続数に対してのみ、別途、楽曲などの利用料を支払うような包括契約を結ぶことになるのだと思われる(LISMO WAVEも、既に、同様の除外処理をしている可能性はある)。

Radiko.jpに対する包括契約は、おそらくLISMO WAVEなどとの契約内容をベースに検討されるだろう。
著作権団体が、Radikoだけ格安な料金を提示する理由はないだろうから、Radikoでも、ユーザーから徴収する域外受信サービスの利用料は、必然的にLISMO WAVEと同等の金額(税別300円)になるだろう。

Radiko.jp自体は、放送局に新たな収入をもたらすものではない以上、著作権料支払いのために、域外配信の有料化は止むを得ない判断だろう。

それでも、個人的には始めて欲しいな。
AM込みで、月額300円なら、出してもいい。
予約録音できると、さらに嬉しいが、著作権者との交渉が難しくなるから、そこまでは無理かな。

関連記事:
Radiko関係の定点観測・2013年4月:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ





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「もっとTV」民放キー局5社横断のVOD月額見放題パック [ネット配信]

電通主導のVODサービス「もっとTV」は成功するか? | トドのつまりは・・・ - 楽天ブログ

以前、一部のデジタルテレビで見られる「もっとTV」サービスについて、見ている局のVODコンテンツが見られるのはいいが、料金体系が、局ごとに独立していて、別々に契約しなければならないことに、苦言を呈したことがあった。

対応製品も少ないし、この料金体系では流行らないだろうな、と思っていたら、実際、好調とは言いがたいみたいだな。
なぜなら、加入者が順調であれば、通常は発表する一定期間ごとの加入者数の情報が、サービス開始以後、一切公開されていないからだ。

「もっとTV」民放キー局5社横断のVOD月額見放題パック開始、月額945円 -INTERNET Watch

もうこのまま終わるのかと思われた「もっとTV」だが、ようやく重い腰を上げたようだ。
「Hulu」の成功も後押ししたのだろう、ようやく民放5社横断の月額見放題サービス「もっとTV 月額見放題パック」が開始された。
利用料は月額945円。

NHKが含まれないのは、ちょっとがっかりだが、経営形態が違うから、なかなかプラン統合は難しいのかも。
それでも、これまでは民放各局ごとに月額1,000円前後が必要だったのに比べれば、段違いに加入しやすくなるのは間違いない。

また、いつの間にか、Android向けのアプリも既にあり、こちらかも見ることができるようだ。

ただ、見られるコンテンツが、「民放キー局5社の300エピソード前後」というのがどの程度の内容なのかは気になる。
おそらく、放送中のドラマなどが優先されるのではないかと想像するのだが、その内容次第では、「Hulu」から一発逆転もありえる気がするな。

もっとも、個人的には、現状、「もっとTV」が見られるテレビやレコーダーを持っていないので、見たくても見られないのだが、Android版「もっとTV」アプリでも、もしHD解像度で見られるのなら、Android STB「A1000 Qoad」などで見るという手もなくはない。

「もっとTV」期間限定の無料キャンペーンを実施--放送中の連ドラも提供 - CNET Japan

時々無料視聴キャンペーンなどもやっているみたいなので、その機会に試しに利用してみて、まずはHD解像度で見られるか確認してみようかな。

関連記事:
電通主導のVODサービス「もっとTV」は成功するか? | トドのつまりは・・・ - 楽天ブログ

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ハイブリッドキャストの新しい使い方 [ネット配信]

NHK、ハイブリッドキャストでの「時差再生」「マルチビュー」など認可申請 - Phile-web

NHKが、9月2日から開始した放送と通信の連携サービス「ハイブリッドキャスト」について、新サービスの認可申請を総務省に対して行ったそうだ。

ハイブリッドキャスト、およびソチ五輪におけるインターネット・サービスの認可申請について - 20130924.pdf

新たに認可を申請したのは以下の6点とのこと。

・放送中の番組をさかのぼって再生できる「時差再生」
・複数のカメラの映像を提供する「マルチビュー」
・放送中の番組の「ハイライト視聴」
・視聴者が番組に参加したり意見を投稿できる「番組参加」
・番組に関わる様々な情報を提供する「番組関連情報」
・放送中の番組に関連した過去番組を視聴できる「アーカイブス動画クリップ」

起動は放送から行われるが、ハイブリッドキャスト自体は、放送とは独立したサービスだと思ったので、何で総務省に認可を取る必要があるのかはよく知らないが、放送信号にも、上の6つの新機能に関わるハイブリッドキャストコンテンツに渡す情報が、放送に規定されているのかもしれない。

データ放送でも実現されているサービスも多いが、録画していなくても頭から番組が見られる「時差再生」は、嬉しい機能だな。
「マルチビュー」も、陸上なんかで、他の競技の様子も見られたら便利かも。
ようやく、データ放送にはなかった新しい試みが出てきたようだ。

ソチ五輪に向けて、実験を行うようだが、正直、ハイブリッドキャスト対応テレビを持っていないので、楽しみようがない。

ハイブリッドキャストの出来が良ければ、次に、BDレコーダーを買い足す時に、ハイブリッドキャスト対応の製品があれば、選ぶ理由の一つになるかもしれないな。

また、ソチ五輪のライブストリーミングサービスの実施についても認可申請を行ったそうなので、ロンドン五輪と同様、NHKも民放も生中継を行わない一部の競技について、パソコンで生中継映像が見られるようだ。
こちらは、ロンドン五輪でもフルに活用させてもらったので、今回も思う存分活用したいと思う。

関連記事:
ハイブリッドキャストって何ができるの?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
思ったより早くハイブリッドキャストが始まるらしい:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

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HMZ-T2+PS3で見られる3Dネット動画 [ネット配信]

3D動画のネット配信がどの程度あるのか、ちょっと調べてみた。

PS3でお手軽3D動画を楽しもう!?プレイステーションストアで3Dコンテンツ配信中 | ロケットニュース24

YouTube 3Dは、面白いかどうか別にして、意外にコンテンツ数は増えている印象だ。

HDの割合も高く、HDコンテンツなら、PCをテレビにHDMI出力し、サイドバイサイドでフル画面再生すると、なかなかのクオリティで見られる。

ただ、内容は、3D映画のトレーラーと、個人撮影が多いので、そんなに面白いコンテンツがわんさかある訳ではない。
また、何が原因かは分からないが、映像が突如乱れる現象が、時々発生するのは、目には辛い。

それ以外のネット配信というと、ひかりTVや、J:COMでも3Dコンテンツの配信は行われているが、どちらも有料サービスに加入し、専用STBを借りないと見られない。

アクトビラでも3D配信が始まっているようだ。
アクトビラは、我が家のBDレコーダーDIGAや液晶テレビWoooで見られるのだが、どちらの製品でも3D番組はリストから除外され、表示されない。3D番組は、3D対応テレビでしか見られないよう制限を掛けているようだ。

3D対応TVでないWoooで3Dコンテンツが見えないのはトラブル対策として当然かもしれないが、どんなテレビに繋ぐか分からないDIGAでも、安全を見すぎて機能制限してしまうのは、いかがなものだろう。

レコーダーでも、3Dのテストコンテンツを見せて、組み合わせたテレビで3D表示ができるのを確認させれば、見られるようにしても良かったのではないか。残念だな。

それ以外だと、ソニーは、ブラビア専用の「3D Experience」パナソニックは、VIERA専用で「3D体験コーナー」というストリーミング配信サービスが利用できる。
ただ、それぞれ、ソニーの3D対応テレビ、パナソニックの3D対応テレビのみ見られるサービスで、どちらもも持っていないため、我が家では見られない。
また、見られるコンテンツも、まさにサンプル映像程度で、わざわざ見たいと言うほどのものではないな。
取りあえず買った後、3D機能が動作することをチェックするための機能なのだろう。

ということで、ネットで手軽に3D動画が見られるサービスは、YouTube以外皆無というのが、現実みたいだ。

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