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浴室暖房乾燥機の最近の動向(2) [白物家電]

前回に続き、浴室暖房乾燥機の最近の動向で、気になったことの続きを書きたい。

(2)関節暖房+直接暖房

昔の浴室換気乾燥暖房機のもう一つの弱点として、浴室暖房として使うとき、温まるまで時間が掛かるという問題があった。

これは、熱風をファンで浴室内に送って、空気循環させることにより浴室全体を温める方式だからで、これだと、浴室の壁面がある程度温まるまでは、どうしても底冷えしてしまう。

表記上も「予備暖房」と称していることが多いのは、すぐには温まらないので、事前に温めておいてから、お風呂に入ってね、という意図のようだ。

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浴室換気乾燥暖房機(浴室換気乾燥暖房機 BF-RGシリーズ)浴室換気乾燥機をはじめとした換気扇メーカー 高須産業株式会社

これに対し、上に挙げた高須産業の製品は、従来の空気循環式の浴室暖房に加えて、カーボンヒーター(グラファイトヒーター)を追加した。

カーボンヒーターは、遠赤外線を出し、放射熱が人間に直接作用し体を温めるため、暖房の効果が表れる時間が短い。

つまり、この製品は、まずはカーボンヒーターで人間を直接温め、時間をかけて浴室全体を温めるという2段構えの浴室暖房となっているのだ。

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